ホッケーの町、岩手県岩手町を巣立った期待の17歳は次世代のさくらジャパンを目指し成長を続ける。沼宮内中出身の福士真菜(まな)(福井・丹生(にゅう)高3年)は主将として高校主要大会3冠。スピードとテクニックを兼ね備えたFWは高校卒業後、インカレ覇者・立命大に進み「体の強さ、技術をさらに磨きたい」と決意を新たにした。
福士は6日、帰省中の岩手町で今季の快進撃を振り返り、充実した表情を浮かべた。2連覇した昨年末の全国高校選抜大会は全4試合に先発。スピードを生かしたドリブルで、仲間の得点を演出する献身的なプレーが光った。
身長152センチの福士は「体の大きい選手に対抗するためフィジカルを強化し、長所のドリブルを伸ばしたい」と意気込む。まずは21歳以下の日本代表を目指し、将来的にはフル代表「さくらジャパン」入りを見据える。