昨年8月の山火事で100人を超える死者・行方不明者が出た米ハワイ・マウイ島の被災地を支援しようと、佐賀教区浄土宗青年会はこのほど、佐賀市内で募金活動を行った。
JR佐賀駅南口の駅前交流広場で、県内の浄土宗の僧侶10人がパネルやのぼりを持って「ハワイ山火事被災地への募金をお願いします」と呼びかけた。通りかかった中高生や親子連れなどが足を止めて寄付し、くじをひいてお菓子を持ち帰った。
昨年9月、九州各地から僧侶が集まって大分県で実施した募金活動にも参加した同会の兒島寛祐会長(唐津市)は「継続的な支援が大きな力になる」と今後も活動を続ける考えを示した。(上田遊知)