【小山】間々田、無職宮田宏美(みやたひろみ)さん(77)が5日未明、同所の思川堤防の遊歩道から、しぶんぎ座流星群の流星を撮影した。
県子ども総合科学館天文課によると、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群とともに三大流星群と呼ばれている。ただ毎年安定して出現する両流星群とは異なり、活動の活発な期間が短いことや年によって出現数が変化しやすい流星群という。
活動が最も活発になる「極大」は4日で、宮田さんは同日午後11時40分から5日午前1時15分にかけて撮影。「魚眼レンズを使い、露出20秒で260枚ほど撮り、午前0時20分のショットに流星が写っていた」と喜んでいた。
同課は「ことしは、観察条件が良いとは言えなかったが、月明かりの影響を受ける前のタイミングでうまく写真に捉えることができた」としている。