警察官であることを伝えて女性に性的暴行をしたとして逮捕・起訴された警視正の男について、警察は別の女性に対する不同意性交などの疑いできょうにも再逮捕する方針を固めました。
中国四国管区警察局の警視正・岩本幸一容疑者は、去年9月、広島市内のホテルで売春の約束をして誘い出した20代の女性を脅迫し、「関係を持てば上と掛け合って厳重注意にしてあげる」などと言って性的暴行を加えたとして、11月に逮捕・起訴されました。
また、去年10月には10代の女性を車に乗せ、ホテルに連れ込み、同様の手口で性的暴行を加えたとして、先月、再逮捕・起訴されています。
警察は他にも余罪があるとみて捜査していましたが、岩本容疑者が別の20代の女性に対して同様の手口で性的暴行を加えた疑いが強まったとして、きょうにも不同意性交等や強要の疑いで再逮捕する方針を固めました。
岩本容疑者はこれまでの逮捕段階では容疑について否認しているということです。
