尾花沢市の徳良湖畔に特設されたスノーランドが9日、予定から3日遅れでオープンする。少雪で関係者をやきもきさせたが、折からの降雪でようやく始動のめどが立った。
スノーランドは市が設置し、合同会社「オバナザワ・アクティブ・フィールド」（菅野貴広代表社員）が運営して3季目。菅野代表社員は「これほど雪が少ないシーズンは初めて」とし、当面は規模を縮小する。スノーチューブを楽しめるエリアのみを造成した。スキー・スノーボード・雪板向けの斜面と、スノーモービルやスノーバギーを有料で体験できるコースは、十分な降雪があり次第、整備する。
少雪下の営業を見据え、菅野代表社員は「たこ揚げや鬼ごっこ、雪上散策、移動式サウナの試験導入など楽しんでもらえるすべを考えたい」と話した。
スノーチューブエリアは入場無料。営業は午前10時～午後3時で、2月25日まで。北村山高生や同校OB・OGもスタッフに加わる。同社070（2668）4448。
