全国女子駅伝に出場予定のドルーリー朱瑛里 主管の京都陸協が報道各社に本人取材の負担軽減を要請

オンライン形式で行われた全国女子駅伝の記者発表(9日、京都市中京区)

 第42回全国女子駅伝の記者発表が9日、オンラインで行われ、日本陸連や京都陸協の役員が14日に開かれる大会の見どころなどを紹介した。

 会見では、選手への悪意のある撮影やつきまといなど迷惑行為が近年問題になっているとして、京都陸協の岡西秀明総務部長が「主催者や報道各社など関係者一体となって迷惑行為から選手を守っていきたい」と呼びかけた。観客に向けても迷惑撮影防止について啓発し、特殊な機材での撮影など不審な行為には審判員から声かけを行う考えを示した。

 前回3区で17人抜きの区間新をマークし注目を集めたドルーリー朱瑛里(岡山・津山高)については取材の集中が懸念されることから、京都陸協が報道各社に本人の負担軽減への協力を要請。取材は別室で時間を区切り共催社の代表質問で行うとした。

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