PK戦でボローニャを下したフィオレンティーナが準決勝へ駒を進める!【コッパ・イタリア】

[写真:Getty Images]

コッパ・イタリア準々決勝のフィオレンティーナvsボローニャが9日に行われ、0-0のスコアで120分が終了。その後に行われたPK戦の結果、5-4でフィオレンティーナが準決勝進出を決めた。

ラウンド16でセリエB(イタリア2部)のパルマを下したフィオレンティーナが、ラウンド16で前回王者インテルを下したボローニャをホームに迎えた一戦。

試合は一進一退の展開が続く中、ボローニャが34分に決定機を迎える。ボックス右手前まで侵攻したオルソリーニのラストパスをボックス中央で受けたザークツィーが切り返しで相手DFをかわしシュートを放ったが、これは枠の上に外れた。

ゴールレスで迎えた後半も先にチャンスを作ったのはボローニャ。66分、敵陣でのボール奪取からショートカウンターを狙うと、サーレマーケルスの斜めのパスに反応したファーガソンがゴールエリア左横まで駆け上がりシュートを放ったが、これはGKテラッチアーノのセーブに防がれた。

結局、90分では決着が付かず試合は延長戦に。延長戦も一進一退の展開が続く中、ボローニャは94分にサーレマーケルスのラストパスからボックス左に侵入したザークツィーが角度の厳しいところからニアサイドを狙ったが、これはGKテラッチアーノが右手で弾き出す。

その後も一進一退の攻防を続けたが、120分で決着がつかず試合はPK戦に突入。そのPK戦では5人全員が成功したフィオレンティーナに対し、先攻のボローニャは5人目のポッシュが失敗。PKスコア5-4でフィオレンティーナが準決勝進出を決めた。

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