大谷グラブに笑顔 始業式後にお披露目 長崎・川原小

大谷選手から贈られたグラブを手に取り喜ぶ児童=長崎市宮崎町、市立川原小

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が寄贈したグラブが9日、長崎市内の小学校でお披露目された。市立川原小(宮崎町、68人)は始業式後に贈呈式を開き、児童が手に取ったり眺めたりして喜んだ。
 大谷選手は昨年11月、日本国内の全小学校約2万校にグラブを3個ずつ贈ると発表。県教委によると、本県では分教室などを含む約340校分が、昨年末から順次届いている。
 川原小の贈呈式では神田学校長がグラブに添えられた大谷選手からのメッセージを読み上げ、右利き用2個と左利き用1個を代表児童に手渡した。今後、休み時間に使用できるようにすると案内があり、児童から歓声があがった。
 6年生の大熊心絆(ここな)さん(12)はグラブが届くのを楽しみにしていたといい「(大谷選手が)やさしくてうれしかった」と喜んだ。

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