【ワシントン共同】自民党の麻生太郎副総裁は9日夕（日本時間10日午前）、米ワシントンで米国家安全保障会議（NSC）インド太平洋調整官を務めるカート・キャンベル氏と会談した。日米両政府が3月上旬で調整する岸田文雄首相の国賓待遇による訪米に向け、調整を加速させる方針を確認した。
キャンベル氏は「非常に強固な日米同盟を発展させていく上で、首相の訪米は大変重要だ。実現へ最大限努力する」と述べた。麻生氏は「首相の訪米成功は大事だ」と応じた。
東・南シナ海で覇権的行動を強める中国や、総統選投開票を13日に控える台湾情勢を巡っても意見交換した。
