あの大谷選手からグラブが届いた「野球しようぜ!」メッセージ入り 京都・福知山の小学校

大谷翔平選手から贈られたグラブでキャッチボールをする児童たち(福知山市天田・昭和小学校)

 京都府舞鶴市を除く府北部の公立小中学校82校で9日、3学期の始業式があった。福知山市内の小学校14校では米大リーグで活躍するドジャースの大谷翔平選手から贈られたグラブがお披露目され、児童らは早速キャッチボールをして喜んだ。

 同市天田の昭和小学校では児童655人が元気な顔を見せ、葦原宏校長が体育館で「3学期は学年のまとめの時期。強みや弱みをつかんで、今よりも良い自分を目指してほしい」と呼びかけた。

 「野球しようぜ!」という大谷選手の写真入りメッセージカードと、サインがプリントされた右利き用二つ、左利き用一つのグラブが届いたことが報告されると、児童からは大きな歓声が起こった。真新しいグラブをみんなで回して触り、教員とキャッチボールをして楽しんだ。4年の男児(10)は「グローブがやって来るのをみんなで楽しみに待っていた。世界一の選手といつか一緒に野球をしてみたい」と夢を膨らませていた。

 その後、児童らは各教室に戻って冬休みの宿題を提出し、思い出を発表した。2年の児童(8)は「友達とのクリスマスパーティーが楽しかった。今年は元気にあいさつすることや苦手な算数の勉強を頑張りたい」と張り切っていた。

 舞鶴市の小中学校は10日に実施する。

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