ふわふわ綿羽は今だけ、ケープペンギン赤ちゃん誕生 京都市下京区の京都水族館

【資料写真】京都水族館にいるケープペンギン(京都市下京区)

 京都市下京区の京都水族館で、ケープペンギンの赤ちゃんが誕生した。同館では現在、ふわふわの綿羽に包まれ、すくすくと元気に育つ赤ちゃんの様子が見られる。1月15日~2月12日に名前の投票を実施する。

 赤ちゃんのふ化後3日時点の体重は120グラム、体長は約12センチ。母親は「ちえ」、父親は「しじょう」で、昨年10月27日に産卵、12月3日にふ化した。現在はペンギンエリアで親のおなかの下で過ごしており、食事や遊泳の練習を重ね、4月にはプールエリアにデビュー予定という。

 同館ではペンギンの歩く姿が愛らしいことから、京都の通り名から名前を付けている。赤ちゃんの名前の投票は、「うし(牛若通)」「かがみ(鏡石通)」「しお(塩小路通)」「かき(柿町通)」「みその(御園橋通)」「しょう(祥鳥橋通)」が候補で、ペンギンエリアの特設応募箱で受け付ける。

 結果は3月上旬に発表する。同館は「今しか見られない赤ちゃんの様子や今後成長していく様子を、ぜひ一緒に見守ってほしい」としている。

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