マクアケが能登半島地震を受け特別支援プラン開始 被災地復興、プロジェクト手数料を実費のみに

 応援購入サービス「Makuake」を運営するマクアケ(東京)は能登半島地震の発生を受け1月5日から、被害を受けた事業者による復興プロジェクトを対象とする特別プランを始めた。通常の利用手数料は応援購入額の20%だが、特別プランでは決済関連の実費5%でプロジェクトを実施できる。

 特別プランの適用対象者は、石川県能登地方など災害救助法の適用地域に本店または支店がある企業・団体や在住の個人事業者。プロジェクトは今回の地震からの復興支援を目的とし、応援購入額のうち一定を被災地に寄付するなどの適用条件がある。詳しくは同社ホームページに記載している。

⇒能登半島地震の発生を受け特別プラン提供開始(外部サイトに移動します)

 申し込み締め切りは5月31日で、6月30日までにプロジェクトを開始する必要がある。マクアケは対象プロジェクトを特設ページにまとめて掲載する。

 マクアケは2022年に石川県金沢市に北陸拠点を設け、福井県を含む北陸地方のプロジェクト実行者をサポートしている。福井新聞社は23年から、福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス「ミラカナ」を通じ、同社と業務提携している。

© 株式会社福井新聞社