「日本語を一生懸命学びたい」 ネパールの留学生、那覇中学校区の「はたちの記念式典」初参加

 那覇中学校区の「はたちの記念式典」が7日、同校体育館で開かれ、那覇市泊の専門学校「尚学院国際ビジネスアカデミー」に通うネパール人留学生25人が参加した。式典では、ネパールの伝統的ダンスがオープニングを飾った。同市によると、外国人留学生が式典に参加するのは初めて。

 スレスタ・ウーミンさん(20)は登壇し、「日本語を一生懸命学び、ホテルのフロントでしっかり接客できる大人になりたい」と20歳の決意を語った。

 ネパールの伝統衣装を着てダンスを披露したギミレ・アムリタさん(20)は、ホテルでの接客を学ぶため昨年5月に来沖。「ネパールに成人式はないので、祝ってもらうのはうれしい。困った人に手を差し伸べられる大人になりたい」と話していた。(社会部・城間陽介)

華やかな伝統衣装に身を包んではたちの記念式典に参加し、笑顔を見せるネパール人留学生たち=7日、那覇中学校体育館

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