「袴田事件」再審の結審は5月22日の可能性 弁護団が明らかに【速報】

1966年に静岡県旧清水市(現静岡市清水区)で一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」で袴田巖さん(87)の再審=やり直し裁判をめぐり、弁護団は結審が2024年5月下旬になる見通しを明らかにしました。

静岡市で開かれた会議には袴田事件の弁護団や支援者らが集まりました。いわゆる袴田事件の再審は、2023年10月から静岡地裁で始まり、6回目の公判が1月16日に予定されています。

弁護団の小川秀世事務局長は会議後に取材に応じ、裁判の審理の終了=結審が5月22日となる可能性を明らかにしました。

<袴田弁護団 小川秀世弁護士>
「我々としてはもう少し早くと要請していますが、検察が間に合わないとぎりぎりの予定で組んだので検察も異論はない」

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