今年は3連休以上が11回、GWも最大10連休 連休どう過ごしますか?

新型コロナによる行動制限が撤廃されて初めてとなる年末年始。みなさん、どう過ごしましたか?

街の人たち
「9連休くらいですかね。実家に帰ったり、地元の友だちと飲んだりした」
「休みは長かったです、今回、19日間くらいもらえたので、みんなで集まったり、わいわいしていました」
「倉敷のアウトレット行ってきました。(これまでと違うのは)人が多いところも気にせず行けるところ」
「久しぶりに実家に帰りました。2年くらい帰ってなかったけれど、久しぶりに」

JTBが12月はじめに発表した年末年始の動向調査から旅行の傾向を探ってみます。

国内旅行は2800万人。前年の2700万人を上回り、コロナ禍前の2900万人にも迫る勢いです。

また、国内旅行の費用は1人あたり過去最高の4万1000円となりました。ちなみに前の年は3万7000円、コロナ禍前は3万2000円で、今回はやはり物価高も影響しているようです。

一方、海外旅行は58万人で前年の22万人を大きく上回りましたが、コロナ禍前の7割にとどまっています。

円安の影響もあり、旅行費用は1人あたり22万2000円と高値傾向が続いています。

青山高治 キャスター
「ことしはかなりラッキーな1年なんです。ことしの休日カレンダーですが、土日・祝日を休みとの前提で考えると、2月と9月は3連休が2回あるなど土日を合わせて3連休以上となるのが11回という当たり年です。ちなみに去年は7回、おととしは9回でした。ここではお盆や年末年始の休みはカウントしていません」

「ゴールデンウィークは前半が4月27日(土)~29日(日)の3日間、後半が5月3日~6日(月)で4日間で、この間の火水木で有給休暇を取得すれば最大10連休も狙えることになります。そんな連休をどう過ごしたいか、聞いてみました」

街の人たち
「道後温泉行きたい。旅行に行きたい。好きだからそういうのが、サウナとか」
「寒いので沖縄ですかね。あったかいところ、好きなので」
「ことし、ライブなど県外にコンサートいけたらいいなと思う」
「旅行に行きたいと思う。子どもが喜びそうなので東京ディズニーランドとか行きたい」
「ここ数年、コロナであまり海外に行ったりとかできなかったので。今は行きやすそうなので国内だけでなく海外も行ってみたい」

JTBによりますと、海外の人気旅行先で「すぐに行きたい」場所の1位がハワイ、続いてヨーロッパが2位、オーストラリア・ニュージーランドが3位となっているんですが、海外旅行はハードルの高い状況が続きそうだということです。

帝国データバンク 情報統括部 藤井俊 部長
「例えば、アメリカでラーメンが1杯3000円とか4000円とかいうぐらい、いろんなものの値段が高いんですよ。なので、海外旅行は円安から円高方向にかなりシフトしないと、現状では大きく伸びる要素は少ないと思います」

一方で、国内旅行の需要は底堅く推移しそうだといいます。

帝国データバンク 情報統括部 藤井俊 部長
「この春に賃上げがどこまで進むかというのが、1つポイントになると思うんですけれども、ある程度賃上げが進んで物価高が一段落すれば余暇を充実させようっていう人は増えると思いますので、いい休日の過ごし方っていうふうになると思います」

青山高治 キャスター
「さらにうれしいお知らせです。気が早いようですが、ことしの年末から来年の年明けにかけても12月28日(土曜日)で年明け5日(日曜日)まで9連休となります」

「新型コロナによる行動制限もなくなり、賃上げにも期待し、計画的に休みを活用していきたいですね」

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