蝉川泰果がアース製薬と所属契約 「兵庫から世界へ挑戦」

蝉川泰果(左)とアース製薬代表取締役社長CEO 川端克宜氏(提供写真)

衛生薬品の製造・販売等を手掛けるアース製薬株式会社(本社・東京都千代田区)は10日、ツアー通算4勝の男子プロゴルファー蝉川泰果と所属契約を結んだことを発表した。契約期間は2024年1月1日からの2年間で、今後は同社のロゴ入りウェアやゴルフバッグなどを使用して試合に出場する。

蝉川は史上初めてアマチュアでツアー2勝を飾り、プロ転向。ツアーフル参戦1年目の昨季、4月の「関西オープン」でプロ初優勝。シーズン最終戦「日本シリーズJTカップ」も制し、アマチュアで優勝した22年「日本オープン」に続く2つ目の日本タイトルを手にした。

11日(木)開幕のPGAツアー「ソニーオープンinハワイ」(ハワイ州ワイアラエCC)で2024年シーズン初戦に臨む蝉川は、リリースを通じてコメントを発表。「ゴルフ界の発展を推し進めるアース製薬様とのパートナーシップを通じて、プレーに専念できる環境をいただき心から感謝しています」とし、同社が兵庫県赤穂市に工場、研究所などを持つことと、兵庫出身の自分を重ねて「アース製薬様と同じ兵庫県につながりを持つ身として、兵庫から世界へ挑戦していく姿を見せていくことで、日本のゴルフ界をもっと盛り上げていきたいと強く思っております」と決意を表明した。

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