金びょうぶがなくなるなど祝賀ムード自粛の新春賀詞交歓会 トップが能登半島地震の影響語る

テレビ愛知

東海地方の企業のトップが集まる「賀詞交歓会」が、中区のホテルで開かれました。元日に起きた能登半島地震を受け祝賀ムードは自粛されました。

会場では能登半島地震を受けて、壇上の金びょうぶが取り除かれ、会の冒頭出席者ら約600人が亡くなった人たちに黙とうを捧げました。日本ガイシは地震の影響で自動車部品などを生産する石川県内の3つの工場が稼働停止となっています。

日本ガイシ 大島会長:
「工場は建物が被害を受けた。今は復旧作業にとりかかっている」

ブラザー工業は被災者への義援金として1000万円を寄付しました。

ブラザー工業 小池利和会長:
「義援金は出したがそれだけではいけないので、地方の行政と組みながらブラザー独自にやれることを何か工夫したいと検討している」

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