政治活動ポスターに油性ペンで落書き疑い、58歳男を逮捕 特定政党狙った被害相次ぐ

京都府警西京署

 政治活動用ポスターに落書きをしたとして、京都府警西京署は10日、器物損壊の疑いで、京都市西京区、団体職員の男(58)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年12月9日午後5時半ごろ、同区内に掲示されていた政治活動用ポスター1枚に油性の黒色フェルトペンで文字を書き込んだ疑い。

 同署によると、昨年10月中旬から、阪急桂駅東側の半径250メートルの範囲で、特定の政党を狙った落書きの被害が約30件あり、政党関係者が被害届を提出していた。男は調べに対し、「落書きを何度も繰り返した」と供述しており、同署は関連を調べる。

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