ソフトバンクの甲斐選手らが小学生を指導 中津市で野球教室、打撃などアドバイス【大分県】

子どもたちを指導する甲斐拓也選手(手前)=中津市加来
ティー打撃を指導する江川侑斗選手(中央)

 【中津】大分市出身で福岡ソフトバンクホークスの甲斐拓也選手らプロ野球選手による小学生対象の野球教室が6日、中津市加来のダイハツ九州スタジアムであった。

 指導したのは、甲斐選手や大分市出身で東北楽天ゴールデンイーグルスの江川侑斗選手らセ・パ両リーグ4球団の捕手計6人。

 歓迎セレモニーで奥塚正典中津市長が「子どもたちの夢がかなえられるように指導してください」とあいさつ。市内の少年野球12チームの選手約120人が3組に分かれ、プロ選手から打撃や守備のアドバイスを受けた。

 和田如水少年野球クラブで捕手を務める宮本祷摩君(9)は、甲斐選手から「キャッチャーは好き?」と尋ねられ「はい」と返答。「だったらうまくなる」と言われ、「うれしかった」と満面の笑みを浮かべていた。

 今シーズンの抱負について、甲斐選手は「3年間優勝から遠ざかっているので、優勝を目指して頑張りたい」、育成契約5年目を迎える江川選手は「今年こそやらないとという気持ちで、支配下登録と1軍出場を目指す」と話した。

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