イングランド代表FWジェイドン・サンチョ(23)のドルトムント復帰が決まったようだ。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、マンチェスター・ユナイテッドとドルトムントの間で買取オプションなしのレンタルが成立したという。
サンチョは10日にもメディカルチェックを受診するための移籍先に飛び、ドルトムントはユナイテッドに給与の一部とともに、総額400万ユーロ(約6億3000万円)のレンタル料を支払うそうだ。
古巣に舞い戻るサンチョは2021年夏にユナイテッド入り。ドルトムントで通算137試合で50得点64アシストと活躍しての移籍だったが、ユナイテッドでは82試合で12得点6アシストだった。
今季はプレシーズンで偽9番としてプレーエリアの幅も広げ、移籍金7300万ポンドの価値を示すかと思われたが、昨年9月上旬の試合でベンチ外になったのをきっかけに指揮官と対立した。
それからというもの、トップチームからは追放状態に。この冬のマーケットで活躍の場を求めるとの見方が大半を占めたなか、成功体験多しの古巣で再起を期す運びとなった。
