京都の雑貨店が「アニマルクッキー」 動物園と障害者施設利用者を支援

テンダーハウスの利用者が描いたチンパンジー。真ん中下の絵をクッキーにあしらった

 京都市中京区のアパレル雑貨店「mumokuteki(ムモクテキ)」が、障害者福祉施設の利用者の絵をあしらった「チャリティーアニマルクッキー」を作った。売り上げの一部は、市動物園への餌の寄付と利用者の工賃などに充てられる。

 障害がある人たちのものづくりに協力する同店が、障害者福祉と、市動物園による動物福祉の向上を目指して企画した。

 クッキーは3枚(ポストカード付)750円など。表面に描かれているゾウとキリン、チンパンジーの絵は左京区の障害者福祉施設「テンダーハウス」の利用者が手がけた。

 中京区新京極通四条上ルの「はあと・フレンズ・ストア」で16日まで販売する。店内ではクッキーに描かれた動物の原画や刺しゅう作品も展示している。午前11時~午後6時半(16日は午後2時まで)。

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