長崎県佐世保市世知原町上野原の車道沿いに、フクロウ型の木があり、つぶらな瞳で道行く人の視線を集めている。
実家の庭の剪定（せんてい）をしている荒野淳一郎さん（63）が昨夏「おもしろいことはできないか」と思い立った。木を幸運の象徴ともいわれるフクロウ型に整え、昨秋に完成。高さは約2メートル、横約1メートル40センチ。まつげはススキで作り、目力抜群。
木の下には「見に来た方々にフクロウの御利益があることを願っています」などと書いた説明板も立てた。「地震や事故が起こり、不安も多い。明るい話題になってくれたら」と荒野さん。新しい動物を作ろうと、準備を進めている。
