東・西日本で気温高い 寒気の影響を受けにくく 気象庁1か月予報

 気象庁は11日(木)、向こう1か月(1/13~2/12)の天候の見通しを発表した。 寒気の影響を受けにくいため、向こう1か月の気温は北日本と沖縄・奄美で平年並みか高く、東・西日本で高い見込み。

 特に、西日本と沖縄・奄美は、来週にかけて気温がかなり高くなる所がありそうだ。降雪量は東日本の日本海側で平年並みか少なく、西日本の日本海側で少ない見通し。

■高温に関する早期天候情報

 九州北部(山口県を含む)、九州南部、沖縄・奄美は向こう2週間、寒気の影響を受けにくく、気温の高い日が多い見込み。特に、沖縄は17日(水)ごろから、九州北部(山口県を含む)や九州南部は18日(木)ごろからの5日間ほどは、気温がかなり高くなる可能性がある。このため、気象庁はこれらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

■早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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