MLBネットワークが捕手トップ10を選出 25歳のラッチマンが1位に

MLBネットワークでは毎年、各ポジションの「現在のトップ10」を選出しており、今年もその恒例企画がスタート。選手の個人成績に加え、攻撃面や守備面の各種指標、リサーチチームによる分析などをもとに、伝統的なスタッツと先進的なデータの両方を使ってランキングを作成している。日本時間1月10日に発表された先発投手部門ではゲリット・コール(ヤンキース)が1位となったが、同11日には捕手部門のトップ10が発表され、25歳の若きスター捕手、アドリー・ラッチマン(オリオールズ)が1位に選ばれた。

MLBネットワークが発表した捕手トップ10は以下の通り(カッコ内は昨年の順位)。

1 アドリー・ラッチマン(3)
2 ウィル・スミス(2)
3 ショーン・マーフィー(4)
4 J・T・リアルミュート(1)
5 ウィリアム・コントレラス(圏外)
6 ウィルソン・コントレラス(5)
7 アレハンドロ・カーク(6)
8 ヤイナー・ディアス(圏外)
9 カル・ローリー(圏外)
10 ガブリエル・モレノ(圏外)

捕手部門ではリアルミュートが3年連続で1位に選ばれていたが、今年のランキングでは4位に後退。正捕手としてオリオールズを攻守に牽引するラッチマンが昨年の3位から1位に浮上し、リアルミュートの4連覇を阻止した。ラッチマンはメジャー2年目の昨季、154試合に出場して打率.277、20本塁打、80打点、92四球、OPS.809を記録。シルバースラッガー賞を受賞し、MVP投票でも9位にランクインした。

昨年のトップ10のうち、6人が今年もトップ10入りを果たしており、スミスは2位をキープ。マーフィーは4位から3位に浮上した。コントレラスは5位から6位に後退し、昨年のトップ10圏外から一気に5位にランクインした弟ウィリアムとの「兄弟対決」に敗北。昨季不振だったカークは1つ順位を落とした。

コントレラス弟以外には、ディアス、ローリー、モレノの3人が昨年のトップ10圏外からランクイン。それぞれ8位、9位、10位に名を連ねている。

なお、今後のトップ10発表予定は以下のようになっている(日付は日本時間)。

1月12日 遊撃手
1月17日 右翼手
1月18日 二塁手
1月19日 一塁手
1月25日 左翼手
1月26日 中堅手
2月1日 三塁手
2月2日 救援投手

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