「現場のニーズに合わせ臨機応変に活動」 能登半島地震で愛媛県医師会が医療チーム“JMAT”派遣

元日に発生した能登半島地震を受け、医師や看護師らからなる愛媛県医師会の災害医療チームが11日、石川県に出発しました。

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県に派遣されるのは、災害医療チーム・JMAT(ジェイマット)で、愛媛大学医学部附属病院の医師2人のほか、看護師や救急救命士などあわせて6人で構成されています。

(安念優 医師)
「現場に行ってみなければ状況は分からないが、今までの経験を臨機応変に生かしつつ、現場のニーズに合わせて、活動しようと思う」

11日は愛媛県松山市内で出発式が行われ、中村知事がメンバーを激励しました。

(中村時広 知事)
「現地は寒さが厳しいようですので、健康管理にも十分気を付けて活動してもらえれば」

県によりますと、派遣される医療チームの医師ら6人は、11日金沢市に到着する見込みで、12日から3日間、能登半島の七尾市を拠点に避難所や救護所で医療活動に従事するということです。
また、11日は県立今治病院と松山赤十字病院からも、医療チームが派遣されました。

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