能登半島地震の被災者に広島県が住宅を無償提供

広島県が被災者を対象に、県営住宅や職員公舎を無償で提供することを決め、受け付けを始めました。

提供するのは、広島市などにある県営住宅63戸と職員公舎70戸の合わせて133戸です。

対象は石川・新潟・富山・福井の4県在住の自宅が被害を受けた被災者で、期間は原則半年間です。この間、家賃や駐車場料金などは無料…。

水道光熱費は自己負担になります。

■広島県 土木建築局 住宅課 井上 博臣 さん

「できるだけ被災者の方に寄り添って生活再建の力になれればと思っている。」

この他、広島・呉・東広島・尾道の各市も、市営住宅を無償で提供します。

一方、県は災害拠点病院に所属する医師や看護師など4人からなる医療チームを、12日から石川県に派遣します。

この他、避難所などで心のケアに当たる精神科医らを派遣。広島大学病院は、1チーム5人を派遣しました。

【2024年1月11日放送】

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