「丹精込めて育てられた かわいがって」金魚やコイの初セリ 人気のランチュウは1匹5万円!約200種類が並ぶ=浜松市

色鮮やかな金魚やメダカの初競りが1月11日、浜松市で開かれ、全国から多くの卸売業者が集まりました。

浜松市中央区の「清水金魚」で行われた初競りには、静岡県内や愛知県などから集められた金魚やメダカ、錦鯉など約200種類500鉢が並びました。

浜松市は、全国有数の金魚の生産地で中でも「ランチュウ」や「オランダ獅子頭」といった高級品種の生産が盛んです。11日は、主に関東や関西から約60の卸売業者が集まり、金魚の模様や色つやなどを見定めて競り落としていきました。

<清水金魚 清水誠一郎社長>
「大変いい出来だと思います。丹精込めて育てられた魚ですから、かわいがって飼っていただきたいと思います」

人気のランチュウには、1匹5万円の高値がつくほど、年々人気が高まっていますが、生産者の高齢化に伴い生産が減少し、需要に供給が追い付かない状況が続いているということです。

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