バスケ赤穂、五輪出場権獲得誓う 故郷石川に「頑張る姿を」

バスケットボール女子の日本代表候補合宿で汗を流す赤穂ひまわり(中央)=11日、東京都内

 能登半島地震で被災した石川県七尾市出身でバスケットボール女子の赤穂ひまわり(デンソー)が11日、東京都内で行われている日本代表候補合宿で取材に応じ「目標に向かって頑張っている姿を見た人が、結果的に元気になってくれたらうれしい。ちゃんと結果を残すことが一番」と来月に迫るパリ五輪世界最終予選(ハンガリー)での出場権獲得を誓った。

 七尾市で生まれ、千葉・昭和学院中に入学するまで地元で暮らした。市内で生活する両親や帰省中だった妹の無事は1日夜に電話で確認できたという。地震直後に避難した家族は、既に実家に戻っているというが「すごく大変な人もたくさんいる」と故郷の窮状に胸を痛めた。

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