【タイ】バンチャーク、タイ初のSAF工場を起工[公益]

バンチャークはSAF工場の起工式を開催した(同社提供)

タイ政府系製油・給油所運営大手バンチャーク・コーポレーションは10日、タイで最初となる持続可能な航空燃料(SAF)の生産プラントの起工式を開いたと発表した。

プラントの敷地面積は8.9ライ(約1万4,240平方メートル)で、バンコク・プラカノンにある同社製油所の敷地内に設置した。バンチャークと植物油メーカーのタナチョーク・オイル・ライトが共同出資して設立したBSGFがプラントを運営する。2025年第1四半期(1~3月)までに稼働を開始する予定。

SAFの日産能力は100万リットル。原料には家庭や飲食店から回収した廃食油を使用する。プラントでは廃食油の前処理も行う。

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