[能登半島地震関連]新潟燕市、被災住宅の修繕に独自支援策 最大震度5強で200棟超に被害、崩れたブロック塀などの撤去費も補助

 新潟県燕市は、能登半島地震により一部破損が生じた住宅の修繕や、倒壊したか、倒壊の危険性のあるブロック塀、石灯籠などの撤去費用に対する独自の支援策を1月12日から実施する。

 1月11日現在の燕市内の住家被害は一部損壊が204棟で、内訳は分水地区84棟、燕地区67棟、吉田地区53棟。1日の地震では分水で震度5強、燕、吉田で震度5弱を観測した。燕市によると、屋根の瓦がずれたり、壁にひびが入るといった被害が目立つという。

 補助対象は、住宅やブロック塀の所有者、または3親等以内の親族といった条件がある。補助率は対象工事費の2分の1。補助上限額は住家20万円、非住家10万円。ブロック塀などは10万円。3月28日までに申し込む。問い合わせは燕市営繕建築課建築指導係、0256(77)8282。

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[能登半島地震]新潟県内の関連情報まとめページ・交通情報、生活情報など(1月12日)

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