東京で自家用車で送迎 「日本版」ライドシェア導入へ

東京ハイヤー・タクシー協会は、一般ドライバーが自家用車を使い有償で送迎する「日本版」ライドシェアを導入すると発表しました。東京都内のタクシー不足を補うためとしています。

政府は12月、タクシーが不足する地域や時期、時間帯に限り、タクシー会社の管理下でライドシェアを解禁する方針を決定しました。これを受けて東京ハイヤー・タクシー協会は、加盟各社に参画を呼びかけ、数百台を確保したい考えで、今年4月からの運行開始を目指します。

協会の案では、時間帯は通勤客の多い平日の午前7時から午前11時など複数のパターンが考えられるといい、運行地域も含め配車アプリなどの客観的なデータに基づき今後決定します。配車はアプリ経由に限定し、運賃はタクシーと同じ水準で、乗車前に確定させるということです。

協会は最終的に、国土交通省が検討している詳細なルールに基づいて運行を始めます。

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