品川区災害時生活支援強化へ 都内拠点の3弁護士会と協定締結

品川区は災害時に被災者に寄り添った生活支援を行う協定を、都内に拠点を置く弁護士会と締結しました。

品川区と協定を結んだのは、いずれも都内に拠点を置く東京弁護士会と第一東京弁護士会、それに第二東京弁護士会です。品川区で行われた調印式では、品川区の森澤区長と東京弁護士会の松田純一会長が協定書に署名しました。

協定では、地震や台風などの災害が起きた場合、区が指定した場所に弁護士を派遣し、一人一人の状況に応じて、法律相談や生活再建に関する情報を提供していくということです。東京の3つの弁護士会による協定締結は、中央区に続いて2例目です。

品川区 平原防災課長:「災害発生直後だけでなく、災害が発生して時間が経過するとともに必要になるもの。そのニーズに的確に対応するかといったところも大きな課題だと思っていますので、品川区の防災力の強化に取り組んでまいりたい」

また、品川区は、災害時に出るごみの収集と運搬について、区内で資源回収を行っている事業者と来週協定を結ぶ予定です。

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