ドイツ代表FWレロイ・サネが国際サッカー連盟(FIFA)から処されたようだ。
バイエルンの10番は昨年11月に行われたオーストリア代表との国際親善試合に先発したが、49分にフィリップ・ムウェネを遅れ気味のタックルでファウル。激昂したムウェネが詰め寄ったところを押し倒して、レッドカードを受けた。
ドイツ『ビルト』によると、FIFAはこれを暴力行為とみなし、3試合の出場停止と罰金の処分。罰金額は2700ユーロ(約40万円)になるようで、出場停止は3月に予定するフランス代表とオランダ代表のテストマッチにもおよぶ。
だが、この処分は確定したわけではなく、ドイツサッカー連盟(DFB)は異議申し立てへ。今夏に自国でのユーロを控えるドイツだが、ユリアン・ナーゲルスマン監督を招いてからも試行錯誤が続き、11月の2連戦で連敗している。