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広島市が中央図書館が所蔵する「浅野文庫」などの保存・活用先として新たな施設の整備を検討していることが分かりました。
浅野文庫は旧藩主浅野家から寄贈を受け、原爆の被災を免れた約1万点の資料です。
中央図書館についてはエールエールA館に移転・再整備する計画が進められていて、浅野文庫などの歴史的資料は別の場所で保存する方針が示されていました。
関係者によりますと、広島市は中区にある市長公館を新たな所蔵施設として建て替える計画で、1階から3階に収蔵庫や閲覧室などを整備するとしています。
事業費は約37億円を見込み、2029年度の開館を目指すとしています。