MLBネットワークが遊撃手トップ10を選出 1位はコリー・シーガー

MLBネットワークでは毎年、各ポジションの「現在のトップ10」を選出しており、今年もその恒例企画がスタートしている。選手の個人成績に加え、攻撃面や守備面の各種指標、リサーチチームによる分析などをもとに、伝統的なスタッツと先進的なデータの両方を使ってランキングを作成。先発投手部門でゲリット・コール(ヤンキース)、捕手部門でアドリー・ラッチマン(オリオールズ)が1位に選ばれたのに続き、日本時間1月12日には遊撃手部門のトップ10が発表され、コリー・シーガー(レンジャーズ)が1位となった。

MLBネットワークが発表した遊撃手トップ10は以下の通り(カッコ内は昨年の順位)。

1 コリー・シーガー(4)
2 フランシスコ・リンドーア(5)
3 ザンダー・ボガーツ(3)
4 ダンズビー・スワンソン(6)
5 トレイ・ターナー(1)
6 ボー・ビシェット(7)
7 カルロス・コレア(2)
8 ウィリー・アダメス(圏外)
9 ボビー・ウィットJr.(圏外)
10 J・P・クロフォード(圏外)

ドジャース時代の2020年に続いて自身2度目のワールドシリーズMVPを受賞したシーガーが1位に。昨季はレギュラーシーズン最終戦で打率トップの座から転落したものの、打率.327、33本塁打、96打点、OPS1.013という素晴らしい成績を残し、オールスター・ゲーム選出とシルバースラッガー賞のほか、MVP投票では2位となった。昨年の4位から1位にランクアップしたのは当然と言えるだろう。

ランキングを見てみると、多少の順位変動はあったものの、昨年の上位7人が今年もトップ7をキープ。この7人が現在のMLBにおけるトップ遊撃手たちということになりそうだ。ターナーは昨季、打率.266、26本塁打、76打点、30盗塁、OPS.779とやや低調だったため、1位から5位へと後退している。

昨年のトップ10圏外からランクインを果たしたのは8~10位の3人。特に9位のウィットJr.はメジャー2年目の昨季、打率.276、30本塁打、96打点、49盗塁、OPS.814の好成績をマークして「30本塁打&50盗塁」の達成まであと一歩に迫っており、今季も引き続き活躍すれば、来年のランキングでは「トップ7」の牙城を崩すことになるはずだ。

なお、今後のトップ10発表予定は以下のようになっている(日付は日本時間)。

1月17日 右翼手
1月18日 二塁手
1月19日 一塁手
1月25日 左翼手
1月26日 中堅手
2月1日 三塁手
2月2日 救援投手

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