コッパ・イタリア準決勝進出のユベントス、指揮官は大勝に満足もすぐに切り替え 「今はリーグ戦のことを考えている」

すぐにサッスオーロ戦に目を向けたアッレグリ監督[写真:Getty Images]

ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が大勝を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

コッパ・イタリアのラウンド16でサレルニターナを下したユベントスは11日に行われた準々決勝でフロジノーネと対戦。開始早々にPKから先制すると、ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクのハットトリックの活躍もあり、4-0の勝利で終えた。

ラツィオとの準決勝に駒を進めたアッレグリ監督は、内容と結果のどちらにも満足。ひと息ついてから16日のセリエA第20節サッスオーロ戦に向けた準備をすると述べた。

「良い試合をし、観客を楽しませてくれた選手たちに感謝している。今はリーグ戦のことを考えている。ラツィオのことは(準決勝がある)4月に考えるだろう。我々は今回の勝利と次のラウンドに進んだことを喜んでいる」

「明日は休み、土曜日からはシーズン前半戦で4ゴールを奪われたサッスオーロのことを考える。シーズン後半が始まるので、我々はそこに取り組まなければならない」

またアッレグリ監督は、昨年10月上旬以降ゴールから遠ざかっていたものの、この試合で爆発したミリクのパフォーマンスにも言及。存在感が増している18歳のトルコ代表FWケナン・ユルドゥズや、昨シーズン後半にリーズ・ユナイテッドへレンタル移籍していたアメリカ代表MFウェストン・マッケニーにも触れた。

「ミリクがゴールを決めることは重要だったが、ゴールを決められなかった時も彼は常に良いプレーをしていた」

「ユルドゥズはよくやっているから、このまま見守っておこう。マッケニーは複雑な1年を経て、自分のベストを尽くし戻ってきた。彼には素晴らしい走力とクオリティがある」

© 株式会社シーソーゲーム