宮崎退団のDF北村椋太が関東1部VONDS市原へ 「色々悩むオフシーズンを過ごしましたが…」

北村椋太がVONDS市原FCへ[写真:©︎J.LEAGUE]

テゲバジャーロ宮崎は12日、契約満了が発表されていたDF北村椋太(25)のVONDS市原FC(関東サッカーリーグ1部)への加入を発表した。

北村はジュニアユースから湘南ベルマーレの下部組織に所属し、関東学院大学を経て、2021年に福島ユナイテッドFCへ入団。2023シーズンは宮崎へ活躍の場を移し、明治安田生命J3リーグで20試合に出場したが、昨年12月上旬に退団が決まった。

北村は両クラブを通じてコメントしている。

◆VONDS市原FC
「リリースの通り2024シーズンから加入します、北村椋太です。去年まで大卒からありがたいことにプロで3年間やらせてもらったのですが、なかなか上手くいかない時間を過ごしました。サッカーを辞めようかとも考え、色々悩むオフシーズンを過ごしましたが、伊澤監督は熱心に僕を誘ってくれました」

「この人の想いに応えたいと、この人と一緒に仕事をしたいと、クラブを上のリーグに上げたいと思い、覚悟を持ってこの決断をしました。もう一度自分を求めてくれる監督の下で、自分を求めてくれるクラブの下で、サッカーができる喜びを既に感じています。あと一歩手が届かなかったJFLの切符。必ず今年こそ手にする為に精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いします!!!」

◆テゲバジャーロ宮崎
「VONDS市原FCに移籍することになりました。VONDS市原FCの加入リリースにも書きましたが、ありがたいことに大学卒業から去年までプロで3年間やらせてもらったのですが、なかなか上手くいかない時間を過ごしました。サッカーを辞めようかとも本気で考え、色々悩む毎日が続いたオフシーズンを過ごしました」

「でも、時間が経つにつれて、まだやれるぞって、ここで終わってたまるかって。周りに証明したい、見返したい、そんな気持ちに変わりました。自分の事を必要としてくれている人の熱意に応えたい。2024年もサッカーを続けることになりました。VONDS市原FCをJFLに昇格させるために頑張ってきます」

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