SoundScan Japanが『2022年年間の売上動向』を発表し、オーディオ（アルバム、シングル）の総売上金額は約1,537億円、総売上枚数は約6,580万枚であることが明らかになった。
オーディオ（アルバム、シングル）の総売上金額は約1,537億円で前年比101.3％（2021年の総売上金額は約1,517億円）、アルバム、シングル別ではアルバムが約1,054億円で前年比103.1％（2021年のアルバム売上金額は約1,022億円）、シングルが約484億円で前年比97.7％（2020年のシングル売上金額は約495億円）だった。
オーディオ（アルバム、シングル）の総売上枚数は、2021年の約6,299万枚から、2022年の約6,580万枚と僅かに増加している。特にアルバムの売上枚数は、2021年の約3,010万枚から、2022年は約3,198万枚で、前年比106.3％となっている。店舗とEコマースの売上も、店舗が前年比100.9％、Eコマースが前年比106.3％と、どちらも増加傾向にある。
アーティスト別の2022年の年間売上金額では、Snow Manが約70億円を売り上げて全アーティストの4.5％を占め、首位獲得。続いて、King & Princeが約51億で2位に、なにわ男子が約47億で3位となった。
また、作品別の売上枚数では、アルバム・チャートにおいてはSnow Manの『Snow Labo. S2』が約101.5万枚で1位に。2位に約87.2万枚でなにわ男子の『1st Love』が続き、SEVENTEEN『DREAM』が約83.3万枚で3位となっている。シングル・チャートでは、King & Princeの『ツキヨミ／彩り』が約96.6万枚で首位を獲得。2位にSnow Manの『オレンジkiss』が約96.3万枚で、乃木坂46『ここにはないもの』が約92.3万枚で3位に続いている。Snow Manは、アルバム、シングル共にトップ3にランクインさせる結果となっている。
なお、音楽ビデオを含む、音楽ソフト総売上金額は約2,157億円で前年比102.5％（2021年は約2,104億円）、総売上枚数は約7,415万枚に。こちらは、Snow Manが約110億円を売り上げて1位となった。続いて、約77億円を売り上げたKing & Princeが2位、約74億円を売り上げたBTSが3位という結果となった。
『2022年年間の売上動向』はSoundScan Japanによる全国のCD・ビデオソフト店および広域チェーン店、書店、家電量販店等、コンビニエンスストア、Eコマース各社で販売された音楽・映像ソフト商品のPOSデータを基に算出したもの。計測期間は、2022年1月3日～2023年1月1日である。
アルバム、シングルの売上枚数別トップ10は以下の通り。
◎2022年年間アーティスト別売上金額
1位 Snow Man 110億
2位 King & Prince 77億
3位 BTS 74億
4位 SixTONES 67億
5位 なにわ男子 63億
6位 乃木坂46 55億
7位 SEVENTEEN 35億
8位 INI 35億
9位 ジャニーズWEST 32億
10位 関ジャニ∞ 26億
◎2022年年間アルバム・チャート
1位『Snow Labo. S2』Snow Man 101.5万枚
2位『1st Love』なにわ男子 87.2万枚
3位『DREAM』SEVENTEEN 83.3万枚
4位『CITY』SixTONES 58.5枚
5位『Made in』King & Prince 58万枚
6位『Face the Sun』SEVENTEEN 55.9万枚
7位『Proof（Compact Edition）』BTS 53.5万枚
8位『ユーミン万歳！～松任谷由実50周年記念ベストアルバム～』松任谷由実 37.8万枚
9位『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』Ado 33.6万枚
10位『KIZUNA』JO1 33.3万枚
◎2022年年間シングル・チャート
1位『ツキヨミ／彩り』King & Prince 96.6万枚
2位『オレンジkiss』Snow Man 96.3万枚
3位『ここにはないもの』乃木坂46 92.3万枚
4位『ブラザービート』Snow Man 91.6万枚
5位『好きというのはロックだぜ！』乃木坂46 86.3万枚
6位『I』INI 84.4万枚
7位『M』INI 74.4万枚
8位『Actually...』乃木坂46 73.7万枚
9位『MIDNIGHT SUN』JO1 66.6万枚
10位『The Answer/サチアレ』なにわ男子 63.6万枚
※計測期間：2022年1月3日～2023年1月1日
※表示枚数、金額は概数となります
※金額は全て税抜
