無病息災願う「ホゲンギョ」 子どもたちが元気に掛け声 壱岐・白沙八幡神社 長崎

燃え上がる炎に向かって「ホゲンギョ ホゲンギョ福は内」と元気に唱える児童ら=壱岐市石田町、白沙八幡神社

 長崎県壱岐市石田町の白沙八幡神社(村田鉄郎宮司)で7日、古いお守りやお札などを燃やし無病息災を願う「ホゲンギョ」があった。
 町内の市立筒城小(矢野貞弘校長、36人)の児童らが拝殿で学業成就を祈願。参道に設けられたホゲンギョの会場では、燃え上がる炎の前で「ホゲンギョ ホゲンギョ福は内」と唱え無病息災を願った。
 炎が小さくなると、氏子代表らがアルミホイルで包んだイモや餅を焼き、集まった児童らに配った。
 2年の久原彩愛さん(7)は「ホゲンギョは元気に言えた。焼き芋もふわふわで甘くておいしい」と笑顔で話した。
 同神社で書き初め大会もあり、同校の2~6年11人が参加。「平和な国」「くに」「仲間」の題に取り組んだ。作品は県神社庁に送られる。

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