トイレ不足が深刻化している能登半島地震の被災者を支援しようと、愛媛県四国中央市のトイレトレーラーが、石川県輪島市に向けて出発しました。
被災地に派遣されたのは、水洗の洋式トイレが3つ設置されているトイレトレーラー1台です。
11日夕方、四国中央市の消防防災センターで出発式が行われ、篠永実市長が職員2人を激励しました。
このトイレトレーラーは、現地の水道と接続して給水したり、下水に排水したりできるようになっていて、バリアフリーにも対応しています。
また、ソーラーパネルやバッテリーが付いているため、外部電源のない場所や夜間でも使用することができます。
(四国中央市防災まちづくり推進課・石川只佳課長補佐)
「派遣先の輪島市は、県内で最も被害の甚大な地域になります。被災者の皆さんがトイレを我慢することなく、少しでも快適に使って頂けるよう支援して参りたいと思っております」
トイレトレーラーは、石川県輪島市のトイレ不足が深刻な被災地で役立てられることになっています。