体幹・ノック・打撃に砂のスキー場… 秋山翔吾 自主トレ公開(静岡・下田市) 広島カープ 中村健人・宇草孔基もともに

動き始めている広島カープ選手たちの自主トレ。静岡から 秋山翔吾 選手の様子が届きました。中村健人 選手、宇草孔基 選手とともに行われています。

伊豆半島南部の静岡県下田市。日中の最高気温は14℃と、やはり広島と比べてやや温暖です。その海岸近くにある吉佐美運動公園が秋山選手の自主トレの本拠地です。

今回は、中村健人 選手や 宇草孔基 選手が加わり、トレーニングが行われています。まずはランニングを含め入念なウォーミングアップ、さらには体幹トレーニングでシーズンを戦う土台を培います。

1時間近く経ってからボールを使っての動きへ…。ノックで前後左右に体を動かせば、ティーバッティングでその技術を再確認します。

さらにはロングティー。体全体を使うハードなメニューが展開されます。

ここまででも十分な強度にも見えますが、トレーニングは終わりません。田牛サンドスキー場に移動し、傾斜角度30度の斜面をダッシュ!

徹底的に下半身を鍛え抜きます。

4時間近いトレーニング…。記念撮影では笑顔を見せますが、質・量ともに充実の練習内容で、次なるシーズンへの確かな一歩を踏み出しました。

広島カープ 秋山翔吾 選手
「年末に「右ひざの)手術もあったので、そこを様子見ながら、どういうふうに準備していこうかなっていうふうに入ったんですけど、カープのトレーナーさんもそうですし、オフにいろいろ手伝ってもらった人たちの話も聞きながら、ここまで順調にできているかなっていうところがあるので、ちょっと安心しているところはありますけど、また、ここからいろんな動きをしながら準備していきたいなと思っています」

「風はちょっとありましたけど、きょうは。いい天気の中で、いい活気の中でできているので、すごく1年、ここから始まるなっていう気持ちでやらせてもらっています」

広島カープ 宇草孔基 選手
「ことしは新しいものっていうよりかは、もう、これで勝負ってのが自分の中であるので、それをぶれずに、より精度を上げていけるようにやっていきたいなと思います」

広島カープ 中村健人 選手
「本当、とにかく打たないと、ぼくのストロングポイントである守備とか走塁とかで周りを圧倒することはできないと思うので、外野は1席空きますけど、ほかの外野手たちを置き去りにできるぐらい、打率も残していかないといけないと思うので、本当に数字と戦うってことになっていくと思うんですけど、目をそらさずに追求していきたいなと思っています」

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青山高治 キャスター
早くも気合がみなぎっている感じですね。秋山選手らしい、非常に考えられた充実のメニューという感じです。

コメンテーター 桑島美帆 さん(中国新聞社 文化担当記者)
ひしひしと気合いが伝わってきました。砂の上を上がっていくのは、本当に鍛えられそうです。

青山高治 キャスター
傾斜角度30度、しかも足元は砂だというわけでしょう。そうとうでしょうね。

中根夕希 キャスター
いや、あれは足がなかなか上がらないと思います。しかも、いろんなメニューをした後に、あの傾斜を上っていくのでそうとうしんどいと思うんですが、みなさん、すごくいい表情をされていました。追い込んでます感が。

青山高治 キャスター
どんどん自分たちが仕上がっていくのを実感されているんでしょうね。

中根夕希 キャスター
このあたりも秋山選手らしいなと思いますし、中村健人選手や宇草選手は、きっと今シーズンにかける思いっていうのがかなり強いものがあると思うので、秋山選手の練習方法や精神面だとかいろんなことが勉強になるんじゃないかなと思いました。

青山高治 キャスター
本当に球界を代表する選手ですから、その背中を見ながら自主トレーニングできるってのは、後輩たちにとってもね…

コメンテーター 桑島美帆 さん
そうですよね、大きな刺激になると思います。

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