被災地へ「移動する薬局」派遣 西日本豪雨でも活動 広島

県薬剤師会のモバイルファーマシー=移動薬局車両が能登半島地震の被災地石川県に派遣されました。

モバイルファーマシーは災害現場で薬の保管や調剤ができる簡易的な薬局になる車両で全国に20台あります。

広島には2016年に配置され、熊本地震や西日本豪雨でも活動しました。被災地では県薬剤師会の薬剤師3人がこの車両を使い、解熱剤や糖尿病の治療薬など約60種類の薬を届ける予定です。

県薬剤師会 竹本貴明常務理事「(被災地は)薬局が開けられない状況があると思います/いち早く被災者の方に薬を届けることで安心していただければと思います」

派遣部隊は12日午後5時半ごろ石川県に向け出発しました。13日午前中に到着し活動にあたるということです。

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