「夢をあきらめないで」/〝7本指のピアニスト〟西川悟平さんが玉野市の中学校で講演【岡山・玉野市】

難病を患いながらも動かせる7本の指を使い演奏活動を続ける世界的ピアニスト・西川悟平さんが1月12日、玉野市の中学校を訪れ、自身の体験談を踏まえ、夢をかなえるために大切なことを伝えました。
西川さんは1999年、アメリカ・ニューヨークでピアニストとしてデビュー。約20年前、神経系の難病・ジストニアを発症し、すべての指が動かせなくなりました。懸命なリハビリを重ねて右手と、左手2本の指で演奏できるようになり、「7本指のピアニスト」として世界各地を巡っています。
東京パラリンピックの閉会式でも演奏した西川さん。その後、全国各地の学校を回り、自身の体験談を次世代に伝えています。
この日は八浜中学校の全校生徒と保護者らおよそ140人を前に、難病に冒されながらもピアニストとして活動し続けるという、夢をあきらめずに取り組んできた経験を熱く語りました。

© テレビせとうち株式会社