総理大臣の遊説中に“ヤジ”を飛ばしたことで警察官に排除された問題を追い表現の自由をテーマにしたドキュメンタリー映画が広島でも上映されています。
2019年、北海道で参議院選挙の応援演説をしていた、当時の安倍総理にヤジを飛ばした市民が大勢の警察官に排除されたほか年金政策に批判的なプラカードを掲げようとした女性が道路に出たら危ないとその場から移動させられました。
山崎裕侍監督「例えばそのヤジという小さな自由が排除されたかもしれませんけどもこれを放っておくとですね、より大きな自由が奪われてしまうんじゃないかというふうな危機感がありまして」
JNN系列の北海道放送は警察が、どのような法的根 拠で排除したのか、ヤジを飛ばした人の思いや背景などを取材、100分間のドキュメンタリー映画にまとめました。
山崎裕侍監督「(ヤジを飛ばした人は)僕たちと変わらない人なんだということがわかりますし、その排除されたことを通じてですねもうもしかしたらどっかで言っ、あの場にいたのは自分だったかもしれないっていう、その自分のことのよと置き換えてですね考えていただけるような作りになってますので」
映画『ヤジと民主主義劇場拡大版』は広島ではきょうから18日まで「サロンシネマ」で、尾道では20日から来月2日まで「シネマ尾道」で公開されます。