自宅を耐震化するにはどう進めればいい? 無料診断に加え改修には補助金も 能登半島地震で耐震診断の依頼が増加

今回の能登半島地震で耐震の大切さを痛感したという方も多かったと思います。では「耐震化をしたい」となったらどう進めればいいでしょうか。

まずは耐震診断をしてください。特に1981年以前の古い耐震基準のもとで建てられた木造住宅は、耐震診断を行ってください。愛知・岐阜・三重では診断は無料で受けられます。

そして、診断をして耐震改修が必要だということになった場合には、国や県などから補助金が出ます。最大で愛知・三重は100万円、岐阜は110万円です。

耐震改修をすると費用は250万円~300万円ほどかかるそうなので、最大で3分の1程度は補助してもらえるという計算になります。

「耐震診断」では住宅のどんなところを見るのでしょうか。

耐震診断士に聞きました。1つ目は建物の劣化。雨漏りはしていないかなどを見るそうです。

2つ目は、東西南北の壁のバランスです。窓が多いとどうしてもその部分は弱くなって倒壊しやすくなってしまうということなんです。

3つ目は床下にシロアリの被害があるかどうかということです。

やはりシロアリの被害があると、柱はもろくなって倒壊する恐れも出てくるということなんです。

必要な方は、耐震化を進めて下さい。

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