けが復帰の山口茜、逆転負けでマレーシアOPベスト4逃す バドミントン女子単、中国の張芸曼に1-2

山口茜

 バドミントンのマレーシア・オープン第4日は1月12日、クアラルンプールで各種目の準々決勝が行われた。女子シングルスは世界ランキング3位の山口茜(福井県勝山市出身、再春館製薬所)が同17位の張芸曼(ちょう・げいまん)=中国=に1-2で逆転負けし、4強入りを逃した。

 山口は第1ゲーム、3点ビハインドの2-5から6連取して逆転に成功。中盤に相手に同点まで追い上げられる場面はあったがリードは許さず、12-12からの9連取で突き放し、21-12で制した。

 第2ゲームは12-9から5連続失点で相手に主導権を握られた。終盤まで粘ったが、17-18から3連続失点で17-21で落とした。

 第3ゲームも終盤まで激しい競り合いとなった。14-16から3連取で一時逆転に成功したが、そこから5連続失点で17-21で敗れた。

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 山口は昨年9月の杭州アジア大会女子団体戦で右足を痛め、途中棄権。右長腓骨筋腱損傷と診断され、12月に練習を再開した。

 マレーシア・オープンは五輪や世界選手権に次いで格付けの高い「スーパー1000」の大会。

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