左SB探していたドルトムントがマートセンをレンタルで獲得! 移籍元チェルシーは2026年までの契約延長も発表

マートセンは今季終了までドルトムントでプレー[写真:Getty Images]

ドルトムントは12日、チェルシーのオランダ代表DFイアン・マートセン(21)のレンタル移籍加入を発表した。
レンタル期間は今シーズン終了まで。チェルシーはこのタイミングで2026年までの契約延長も発表している。

2018年にチェルシーへと加わったマートセンは、その後、国内の複数クラブへのレンタル移籍を経験。2022-23シーズンを戦ったバーンリーでは、左サイドバックの主力としてリーグ戦39試合4ゴール6アシストを記録し、チャンピオンシップ優勝とプレミアリーグ復帰に貢献した。

今シーズンはチェルシーに復帰し、ここまで公式戦15試合に出場しているが、先発出場は3試合のみ。左右のウイングでも起用されるなどポジションが定まっていない中、左サイドバックの選手層に難があるドルトムントへのレンタル移籍が決まった。

マートセンはドルトムントを通じて、新天地に対する印象や想いを語っている。

「ボルシア・ドルトムントは僕を獲得するために懸命に努力してくれた。僕は長い間、BVBとそのファンをフォローしてきたし、2022年秋にマンチェスターで行われたチャンピオンズリーグ(CL)の試合にも足を運び、ピッチでチームを生で見た」

「レンタルがうまくいってとても嬉しい。チームの成功のために全力を尽くすことを約束する。イエロー・ウォール(観客が作り出す黄色い壁)を本当に楽しみにしているよ」

スポーツ・ディレクター(SD)を務めるセバスティアン・ケール氏もコメントを残している。

「現在のチーム状況を考慮して、我々はこの冬、左サイドバックの獲得に再び積極的に取り組むことを決めた」

「イアンの長所は我々が求めているプロフィールに合致している。スピードがあり、良い左足を持っていて、様々なポジションでプレーできる。今年最初のブンデスリーガの試合前に、このレンタルを実現できたことをとても嬉しく思っている」

なお、ドルトムントは11日にマンチェスター・ユナイテッドからイングランド代表FWジェイドン・サンチョをレンタルで獲得。マートセンはサンチョに続く今冬2人目の補強となった。

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