ムシアラのドッピエッタなどで3発完勝のバイエルンが新年初戦を白星で飾る!【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

バイエルンは12日、ブンデスリーガ第17節でホッフェンハイムと対戦し3-0で勝利した。

リーグ戦連勝でウインターブレイクを迎えた2位バイエルン(勝ち点38)が、7位ホッフェンハイム(勝ち点24)をホームに迎えた一戦。

首位レバークーゼン追走へ負けられないバイエルンは、中断前のヴォルフスブルク戦からスタメンを2人変更。韓国代表としてアジアカップに参加するDFキム・ミンジェとMFパブロビッチに代えてキミッヒとデ・リフトがスタメンに名を連ねた。

試合前には急逝した“皇帝”フランツ・ベッケンバウアー氏への黙とうが捧げられ、厳かな空気の中でスタートした一戦。立ち上がりから主導権争いが繰り広げられる中、バイエルンは18分に先制する。ショートコーナーの流れからサネのパスをボックス右で受けたムシアラが縦への仕掛けからシュートを放つと、これが左ポストに当たってゴールに吸い込まれた。

その後は一進一退の展開が続く中、バイエルンは37分にもケインのパスでボックス左深くまで駆け上がったラファエル・ゲレイロがシュートを放ったが、これはGKバウマンの左足にブロックされた。

迎えた後半、先にネットを揺らしたのはバイエルン。56分、敵陣でのボール奪取からミュラーのパスでDFの裏に抜け出したケインの折り返しをサネが流し込んだが、これはケインのオフサイドでゴールは取り消された。

後半の主導権を握るバイエルンは、58分にもペナルティアーク手前まで侵攻したムシアラのミドルシュートが右ポストを直撃。さらに60分には、ミュラーのパスに抜け出したライマーが決定機を迎えたが、シュートは相手GKの好セーブに防がれた。

追加点が奪えないバイエルンは、立て続けにピンチを迎える。63分、クラマリッチの左クロスをファーサイドのオザン・カバクが頭で折り返すと、ゴール左手前のバイアーがヘディングシュートで合わせたが、これはGKノイアーが右手一本で弾き出すファインセーブで難を逃れた。

さらにバイエルンは、64分にもGKバウマンのロングフィードからDFの裏に抜け出したクラマリッチが決定機が訪れたが、シュートは再びGKノイアーが好セーブ。65分にはグリリッチュのロングパスをボックス右のクラマリッチがバックヘッドで折り返すと、中央に走り込んだバイアーがハーフボレーで合わせたが、シュートはクロスバーに弾かれた。

ピンチを凌いだバイエルンは70分、バイタルエリア中央からドリブルで仕掛けたムシアラがサネとのパス交換でゴール前に侵入し、冷静にゴールネットを揺らした。

その後、74分にプロメルが2枚目のイエローカードで退場し数的優位を得たバイエルンは、91分にもケインがゴールネットを揺らし、3-0で完勝。2024年初戦を白星で飾り、リーグ戦3連勝としている。

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