ものづくり全国大会 長崎工高の3人が優勝と金賞 県教育長に報告「技術さらに深めたい」

受賞の報告をする(左手前から)佐舗さん、南さん、稲形さん=県庁

 高校生らがものづくりの技術を競う全国大会で優勝、金賞に輝いた県立長崎工業高の生徒3人が12日、県庁で前川謙介県教育長に結果を報告した。
 3人は情報技術科2年の稲形将也さん(17)、機械科2年の佐舗(さじき)真斗さん(17)、インテリア科3年の南夢果さん(17)。稲形さんは昨年11月の「ものづくりコンテスト全国大会」の電子回路組立部門で優勝、佐舗さんと南さんは同8月の「若年者ものづくり競技大会」の機械製図(CAD)部門と木材加工部門でそれぞれ金賞を獲得した。
 3人は「先生や両親のおかげで続けてこられた。技術や知識をさらに深めたい」などと喜びを語った。前川教育長は「ひた向きな努力が実を結んだもの。本当に素晴らしい」とたたえた。

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