【動画】棚橋選手、ファンと「爆食」 新日プロと唐津市コラボツアー、80人堪能

ファンの前で「からつバーガー」を頬張る棚橋弘至選手(手前)=唐津市の鏡山展望台周辺

 唐津市と新日本プロレスがコラボした観光と食のツアーが7、8の両日、市内で開かれた。昨年末に社長に就任したばかりの棚橋弘至選手らと抽選で選ばれた約80人のファンが、「絶品爆食」をテーマに唐津の食を堪能した。

 2年目となったコラボ事業の集大成として企画し、棚橋選手とマスター・ワト選手、獣神サンダー・ライガーさんが参加した。「爆食上等」「カロリー摂取手加減無用」を掲げたボリューム重視の食ツアーで、鏡山では棚橋選手がご当地グルメの代表格「からつバーガー」をファンの前で豪快にかぶりついた。

 佐賀牛の焼肉や呼子のイカなども味わい、唐津城などの観光名所を巡った。唐津を初めて訪れたという山口県下関市の中川裕健さん(39)は「選手を間近に見ながら唐津のおいしいものを食べ、非日常を味わえた。SNSで魅力を発信したい」と話した。

 ツアーに先立ち、選手が6日に峰達郎市長を表敬訪問し、2年連続で開催した唐津大会など2年間のコラボ事業を振り返った。棚橋選手は「名産品をPRする唐津市とのコラボは、全国を巡業するプロレスのシステムと親和性が高いと感じた」と話し、「今後は社長としても八面六臂(ろっぴ)頑張りたい」と抱負を語った。(松岡蒼大)

ファンの前で「からつバーガー」を頬張る(左から)獣神サンダー・ライガーさん、マスター・ワト選手、棚橋弘至選手=唐津市の鏡山展望台周辺

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